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2017.07.23

▲△▲△△「さつま揚げ」

 電車に乗ったので、鞄からさっき買ったばかりのさつま揚げを取り出した。
 手のひらに載せ、親指で側面を軽く押す。
 すると、表面の模様が変わった、ような気がした。
 さつま揚げの表面をじっと見つめる。
 そして、何をしようか、考える。
 そうだ、友達に連絡をしよう。
 さつま揚げの表面を、親指でポンと押して見る。
 また、表面の模様が変わった、ような気がした。
 連絡を取りたい友達の顔を思い浮かべてみる。
 それから、送るメッセージを思い浮かべてみる。
 そして、さつま揚げの表面を、適当に押す。適当に。
 最後に、ポンと叩くように押す。
 うん、送れた、ような気がした。
 次に、何か、おもしろそうな映像が見たくなったので、そう念じながら、ポンと押す。
 また、さつま揚げの表面の模様が変わった、ような気がした。
 じっと見つめていると、さつま揚げの表面が、おもしろい映像に見えてきた。
 うん、これは楽しいぞ、実に愉快だ、そんな気がする。
 やっぱり、さつま揚げは、生活に欠かせない道具だな。
 面白い映像に飽きてきたので、次は何をしようか考えてみる。
 さつま揚げは、使えるうちに、たくさん使わないといけない。
 だって、夜には、焼いて、おろしショウガに醤油で食べてしまうのだから。
 でも、大丈夫。
 明日、また、スーパーで買えばいいのだ。

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